江戸川区で活躍する皆さんの取り組みを紹介します。
私たちの暮らしになくてはならない江戸川清掃工場を直撃取材‼
区内唯一の清掃工場が、現在大きな幕に覆われ、建替工事が行われています。完成は令和9年5月の予定です。清掃工場は24時間稼働するため傷みが早く、普通のビルの半分、25~30年で建替えが必要です。ごみを燃やすと有害物質(ダイオキシン類)も発生するため、焼却炉をきれいにしてから解体工事を開始。超大型解体機が活躍する作業現場です。
空にも届きそうな煙突は、金網のエレベーターで作業員が頂上まで上り、切り取られていきます。安全を優先しながらダイナミックに解体していく工事現場の大変さを肌で感じました。
建替えは後は「水とみどりに調和した地域にやさしい江戸川清掃工場」をコンセプトに、工場棟に設置される展望台や、煙突周辺には桜並木ができ、生まれ変わります。
私達はSDGsに掲げられている海と陸の豊かさを守るため、ごみ処理について考えなければなりません。ごみを燃やした灰は、東京都が設置した埋め立て処理場に運ばれますが、あと50年でいっぱいになります。一人ひとりが3R(リデュース、リユース、リサイクル)を実行し、資源(瓶や缶など)の回収に取り組み、可燃ごみや不燃ごみの分別を正しくしましょう。
工場入口のインフォメーションセンター(平日9時~17時)には、江戸川清掃工場の歴史展示や、ごみ処理のしくみを学ぶモニターを設置。是非、行ってみてください。