江戸川区で活躍する皆さんの取り組みを紹介します。
新川の清掃で助け合いの心を育む!水害から逃れるためのカヤック体験
水辺環境創造グループ、略称「みずかん」は、2012年、江戸川区の景観条例に基づき発足しました。ボランティア活動として、主に船堀の新川の清掃を行い、きれいになった河でカヤック(カヌー)体験をしています。そして江戸川区の水辺の景観を豊かにすることで、社会に役立つことを目指しています。
みずかんでは、人々が生き生きと地域で活動している姿こそ、美しい景観だと考えています。地域の人々と力を合わせ、これまで利用されてこなかった水面を、活気あふれる景観に変えていきたいと思っています。清掃を通して水辺を身近に感じ、いざというときに助け合える地域での関係性が大切です。
河や道路がきれいになると、とてもすがすがしい気持ちと同時に自分の心も磨かれます。江戸川区は水辺に恵まれていますが、迫りくる水害から逃れる方法を身に付ける必要があります。そのため江戸川区の河川を、眺める対象から楽しむ場所に変えていくこと、そして、新しい水辺での暮らしを提案しています。普段から水に親しみ、同時に水の怖さを知ることが切です。
そして防災として、カヤックがみな使えるようになることを目指しています。みずかんの活動は、SDGsの観点から7項目当てはまりますが、中でも「11:持続可能な都市」 「14:海洋資源」「15:陸上資源」への取り組みに繋がります。
自分達が掃除した河から景色を見て、カヤック体験をするのは楽しいです。はじめはちょっと怖いと思うかもしれないですが、正しい指導を受け、立ち上がるなどしなければ落ちないから安心です。ぜひ一度参加してみましょう。